太陽君を描き始めたきっかけ

なんで太陽君を描き始めたか。
さて、なんででしょうかね。

2003年にインドに一ヶ月行きました。
訪れた場所はデリー、アーグラー、バラナシ、サルナート。
バラナシには2週間いた。
そこでは5ヶ月前にチベットで出会ったK君と一緒だった。
K君は、世界一周するつもりで旅してた人。
これやりたい!って思ったらなんでも躊躇せず楽しんでしまう人。
インドでK君は、太鼓叩いたりアクセサリー作ったり、ノートには詩やら絵やらを自由奔放に描き殴っていた。
それでは飽き足らないのか、着ていた服にもマジックでいろんなものを描きだす始末。
そんな創造力全開の彼から、私は大きな影響を受けた。
当時の私は美大生だったけど、いまいち自分が何を創りたいのかわからず、
学校の課題をこなす以外は何にもしてなかった。
K君と一緒にいることで、自由でいいんだなんでもやっちゃえばいいんだ!
と、わたしの中の何かが解放されていく感覚があった。
そこで私も現地でノートと色鉛筆を買って、なりゆきに任せて描いたりしてみた。

K君と別れて私は1人になり、帰国前にデリーで高熱を出した。
泊まっていた宿は窓も鍵もない超安宿。
スタッフもなんとなく胡散臭い。
だから私は自力で治した。
大量のフルーツと水を摂取して暖かくしてひたすら寝た。
すると突然、今だ!!と感じる瞬間があった。
そこでようやく薬を飲んだ。
飲んでまもなく、スーッと熱が引いていくのがわかった。
私はすっかり回復した。

帰国までまだ2~3日あったので、その後は無理せずゆったり過ごしたが、
頭の中はK君とのことでグルグルグルグルとしていた。
ふと目を閉じたら瞼の裏にクッキリとしたビジュアルが映った。
真ん中に陰陽のマークに似たカラフルな円があり、
その四隅はそれぞれ赤や黄色や緑などの極彩色になっている。
その4色がゆっくりと別の色に切り替わっていった。
私はその時しっかりと目が覚めていたけど、
目を開けて自分が起きていることをしっかり確認し、もう一度目を閉じた。
やっぱり見える。
そのまま見続けた。
だんだん影ってきたのと私も見飽きてきたので、
目を開けて見るのをやめた。
まるでインドの絞り染めの布にありそうなビジュアルだった。
私の脳内にあるインドにありそうな模様のイメージがビジュアル化されて瞼の裏に映ったのかもしれません。
高熱をだしたせいでちょっとおかしくなってしまったのか。。

帰国後、
K君から影響を受けた自由な創造性と瞼の裏に映ったあのビジュアルを忘れないように、と
木の小さなまな板に絵を描いてみた。
描いてみたら瞼の裏に映った色とは全く違うものになり、
真ん中に描いたのは陰陽のマークではなく顔つきの太陽になりました。
顔のついた太陽のモチーフってインドや他の国でもよく見かける。
っていうか太陽を描く人はどこにでもいる。
太陽礼賛ですよね。
まあとにかく太陽が描きたかった。
それがコレ。今とだいぶ違うけど。

141022_taiyo

こんなのも描いた。

101422_2003taiyos

その後大学を卒業して会社の仕事に自分を合わせているうちに、
全く絵を描かなくなった。
それでもふと、
友達の家なんかで落書きする機会があると描いてしまうのは、
やっぱり太陽君だった。

そして今年の3月、もういろいろ、やーめた!!
って決めたら突然絵を描きだした。
描いたのはやっぱり太陽君だった。
それがこれ。久しぶりに描いたので遠慮がちな太陽君。

1304_taiyo

長々と書いた上に、なぜ太陽君を描きだしたのか、これじゃよくわからないですかね。
わかんないけど、なんか描いちゃうんです。
好きなんでしょう太陽が。

そういえば、太陽の写真を撮るのも好きだった!
レンズは覗かずに適当に太陽にカメラを向けてよく撮ってたっけ。
じゃあ好きなんですね、太陽が。

ちょっとかじったヨガの中で好きだったのは太陽礼拝でした。
やっぱり太陽礼賛ですね。

ちなみに直近で描いた太陽君はこんなに激しくなってます。
こんな感じ。